筋肉を強くする「よくあるチーズ」3選と、摂りすぎると逆効果になりやすいチーズ3選
50歳を過ぎてからの筋肉のコンディションは、主に次の3つに左右されます。
- 質の高いタンパク質
- ビタミンD
- カルシウム
チーズは、選び方と食べる量次第で筋肉の味方にも、負担の原因にもなり得ます。ここでは、筋力維持に役立ちやすいチーズと、習慣的に食べすぎると注意したいチーズを、分かりやすく整理します。
筋力維持をサポートしやすいチーズ3選
1. カッテージチーズ(リコッタではない「カッテージ」/凝乳タイプ)
栄養の専門家にも推奨されやすい理由は、次の特徴にあります。

- カゼイン由来のタンパク質が豊富(ゆっくり吸収される)
- 脂質が比較的少ない
- カルシウムの供給源になりやすい
加齢にともない筋肉量を保ちたい人にとって、日々の食事に取り入れやすい選択肢です。
2. リコッタチーズ
リコッタはホエイ(乳清)を活用して作られるため、栄養面では次の利点があります。
- 高品質で消化しやすいタンパク質
- 長期熟成チーズより脂質が控えめな傾向
- カルシウムは適度に含まれる
軽い食べ心地で、普段の食事に合わせやすいのも魅力です。
3. モッツァレラ(できれば低脂肪タイプ)
モッツァレラは、バランスの良い栄養が期待できます。
- タンパク質をしっかり摂れる
- 脂質とカルシウムのバランスが比較的良い
- 筋肉のエネルギーに関わるビタミンB12を含む
特に低脂肪のモッツァレラなら、頻度を上げても調整しやすいでしょう。
摂りすぎると筋肉の健康にマイナスになり得るチーズ3選(過剰摂取に注意)
これらのチーズが「筋肉を直接壊す」という意味ではありません。ただし、飽和脂肪酸・塩分(ナトリウム)・カロリーが高くなりやすく、毎日のように食べ続けると体の負担につながり、結果的に筋肉機能にも影響しやすくなります。
1. 超熟成タイプ(パルメザン、マンチェゴ、熟成ゴーダなど)
- 塩分が非常に高い傾向
- 飽和脂肪酸が多くなりやすい
- むくみや血圧への影響が懸念される
過剰摂取は心血管の健康に影響し、間接的に筋肉の働きにもマイナスになり得ます。
2. チェダー(特に工業製品・加工度が高いもの)
- 高カロリーかつ塩分が多めになりやすい
- 体重増加につながる可能性
- 商品によっては着色料や添加物が含まれる場合がある
体重が増えすぎると、関節や移動能力に負担がかかり、運動量が落ちて筋力低下を招きやすくなります。
3. プロセスチーズ/加工チーズ(スライス、塗るタイプなどの市販品)
- タンパク質の質が相対的に低い場合がある
- 塩分や保存料が多くなりがち
- カロリーは増えるのに筋肉栄養のメリットが少ないことがある
高齢者にとっては、日常的な主力のチーズとしては優先度が低いタイプです。
高齢者はどのチーズを選ぶべき?
筋力を維持・回復したい目的なら、基本は次を選ぶとよいでしょう。
- カッテージチーズ
- リコッタ
- 低脂肪モッツァレラ
一方で、摂取頻度や量を抑えたいのは次のタイプです。
- 超熟成チーズ
- 工業製のチェダー
- 加工チーズ(プロセスチーズ類)
さらに、筋肉の減少を防ぐには、チーズだけでなく
- 野菜中心の食事
- 脂肪の少ないタンパク質(魚・鶏肉・豆類など)
- 無理のない適度な運動
を組み合わせることが重要です。
重要な注意事項(必ず確認)
食事は体質・病歴・服薬状況によって最適解が変わります。特に次に当てはまる場合は、食事内容を大きく変える前に医師または栄養の専門家に相談してください。
- 高血圧
- 高コレステロール
- 糖尿病
- 腎機能の問題


